高知県及び公益財団法人高知県産業振興センターでは、令和2年11月5日(木)から6日(金)まで、高知ぢばさんセンターで、「第9回ものづくり総合技術展」を開催しました。
今回のものづくり総合技術展は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、日程を短縮するとともに、ご当地グルメコーナー、一般・学生の皆様への広報を差し控えるなど規模を縮小しての開催となりましたが、85の事業者の皆様にご出展いただくとともに、3,497人の方々にご来場いただきました。
ご出展・ご来場いただいた皆様に深く感謝申し上げますとともに、内容についてご報告いたします。
● 開催概要
1 名 称 | 第9回ものづくり総合技術展 |
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2 開催目的 | 「ものづくり総合技術展」は、高知県内で「ものづくり」に携わる事業者の皆様に、優れた技術・製品の紹介や、商談を行う場を提供することで、本県の「ものづくりの地産地消」と「地産外商」を一層推進することを目的とします。 なお、今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、日程を短縮するとともに会場への来場者数を一定制限し、WEB (オンライン展示会・商談)も活用した技術展として開催しました。 |
3 開催日時 | 令和2年11月5日(木)~11月6日(金) 10:00~16:00(2日間とも) |
4 主 催 | 高知県・公益財団法人高知県産業振興センター(ものづくり地産地消・外商センター) |
5 後 援 | 経済産業省四国経済産業局、高知労働局、高知県教育委員会、高知県市長会、高知県町村会、高知県商工会議所連合会、高知県商工会連合会、高知県中小企業団体中央会、土佐経済同友会、高知県経営者協会、(一社)高知県工業会、(一社)高知県製紙工業会、高知県農業協同組合中央会、高知県森林組合連合会、高知県漁業協同組合連合会、高知県漁業協同組合、高知県食品工業団地事業協同組合、高知県食品外販協同組合、高知県食品産業協議会、(一社)高知県情報産業協会、(一社)高知県発明協会、高知県職業能力開発協会、(一財)高知県地産外商公社、高知大学、高知工科大学、高知県立大学、独立行政法人国立高等専門学校機構高知工業高等専門学校、四国職業能力開発大学校附属高知職業能力開発短期大学校、高知学園大学、高知学園短期大学、株式会社四国銀行、株式会社高知銀行、幡多信用金庫、日本政策金融公庫 高知支店、高知信用金庫、株式会社商工組合中央金庫、高知新聞社、NHK高知放送局、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、エフエム高知(順不同) |
6 会 場 | 高知ぢばさんセンター 〒781-5101 高知県高知市布師田3992-2 |
7 入 場 料 | 無料 |
8 出展者数 | 85事業者 |
9 出展ゾーン |
出展内容など、それぞれの特色を活かした8ゾーンを設定
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10 商談会 | 「ものづくり総合技術展」では、「ものづくりの地産地消」を、さらに「地産外商」を 積極的に進め、その成果を拡大再生産の好循環につなげるため、今年度は“商談会”を メインに開催し県外から90の企業にご参加いただきました。 また、来場できない県外企業とオンラインで商談を実施しました。 |
11 リクルートコーナー | 人員採用予定のある企業様のパンフレット及び求人リストの掲出並びにホームページにてご紹介をさせていただきました。 また、移住促進・人材確保センター様による就職相談も行いました。 |
12 新しい生活様式・新しいビジネス様式提案コーナー | withコロナ時代に向け「新しい生活様式」「新しいビジネス様式」の開発に取り組まれているものづくり事業者の新製品を会場エントランス部分に一堂に展示、コロナと共存していく時代に向けて開発した、Made in Kochiのものづくりをご覧いただきました。 |
13 相談コーナー | 「ものづくり地産地消・外商」「よろず支援拠点」「働き方改革推進支援センター」の相談コーナーを設置しました。 |
14 オンライン展示会 | 出展者情報をはじめ企業の動画集、リクルート情報、高校生のものづくり作品紹介など高知のものづくりをWebで紹介しています。 |
15 併催イベント |
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● 広報
1 報道 |
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2 新聞 |
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3 広報誌 |
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4 Web |
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5 チラシ(50,000枚) |
主要配布先 出展者、県立学校、市町村、他県中小企業支援機関、㈱四国銀行、㈱高知銀行、JA、商工会ほか多数 |
● レポート
1 開会式
第9回ものづくり総合技術展の開会に先立ちまして、初日の10時5分から新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開会式の規模を縮小して開催しました。主催者として知事の挨拶に始まり、来賓として一般社団法人高知県工業会会長に祝辞をいただきました。

2 第9回ものづくり総合技術展
今回の展示会は、一般来場者および学生への積極的な広報を控えさせていただき、県内の経済回復のための商談に重点を置いて開催いたしましが、産業技術ゾーンに19、農林水産技術ゾーンに7、IoT・ICTゾーンに5、防災技術ゾーンに17、食品加工ゾーンに13、住まいと暮らしゾーンに17、屋外展示ゾーンに7、合計85事業者(屋外特設展示ゾーンの出展者含む)にご出展いただきました。
その他には、高知県公設試験研究機関コーナーや経営相談コーナー、防災技術コーナー、 支援機関等紹介コーナーなども設置してそれぞれの取組み紹介をさせていただきました。
3 新型コロナウイルス感染防止への対策
出展者・来場者が一体となり感染防止策を施すため展示会業界におけるCDVID-19感染拡大予防ガイドライン等に沿って対応を行いました。
- ・全参加者の安全の確保(マスク着用、手指消毒液設置、飛沫防止対策、会場内の除菌作業)
- ・健康と安全対策の促進(検温、発熱等の症状がある場合の入場制限)
- ・ソーシャルディスタンスの確保等(収容人数の50%を目安に入場制限、会場内通路幅確保)
4 アンケート
会期中、来場者及び「ものづくり総合技術展」出展者、県外招聘企業を対象にアンケートを行い、来場者からは524人、出展者からは85事業者、県外招聘企業からは76社より回答をいただきました。
コロナ禍で規模の縮小等行ったものの、出展者アンケートからは設問の「商談会について満足されましたか」では94%の方が良かったと回答いただき、「今後も商談会の継続を希望しますか」では95%の方が希望すると回答いただきました。「次回、同様の展示会が開催されれば、参加を希望しますか」では88%の方が参加するとの回答をいただきました。
来場者からは「コロナ禍でもこうしたイベントがしっかり行われていらっしゃる点、感銘をうけました」「コロナのご時世でも開催をしていることに意義がある」「毎年開催することに大きな意味があると思います」とのコメントをいただきました。
県外招聘企業からは設問の「商談について満足されましたか」では、99%の方から良かったと回答いただき、「次回、同様の展示会が開催されれば、参加を希望しますか」では91%の方が参加するとの回答をいただきました。